第九

年明け早々第九の演奏会本番。
会場集合時刻から本番まで8時間30分という素人でもこんな設定しないでしょうというおかしなオケでした。私は事前に「人間はこんなに長い時間ホルンを吹けないので、ステリハは音がないと思いますがご容赦のほど」と強気に出ていたので、実際ステリハはほとんど吹きませんでした。しかしながら、全通しのあとに1. 2, 3楽章を通そうとしていたのでさすがにブチ切れ。ステリハを1時間早く終わらせた張本人は私です。
本番は、3楽章のソロの音階は初めてはずさなかったり(音色はひどかったが)など、できたことも多かったです。下り坂ホルン吹きとしては、この程度で満足せねばならないのか、でも、こんなものに多数の音大生が巻き込まれている事態を目の当たりにして、警鐘を鳴らしていくべきなのか。音大生って本番終わってから告白されて気づくってまずいと思いますよ。寂しさをおおいに感じながらの本番でした。
リハビリは、結局戻るべき終着点は見えている感じですね。これ以上はうまくならない。違う方向性を考えないと。老害ホルン吹きになるよりはマシかと思いつつ、居場所を探したいと思います。