ヴォーン=ウィリアムズ

メルヒオール


ヴォーン=ウィリアムズは、英国音楽界の巨人らしいです。私はこれまでチューバ協奏曲くらいしか知りませんでした。すいません。しかも愛聴盤はエンパイヤブラスのCDです。ええ、邪道です。

ヴォーン=ウィリアムズが好きですか?と聞かれても、電車男のように「好 き で す よ」とはちょっと言えないなあ・・・
てなことで、先日の日記でちょっと触れましたが、所属オケ交響曲第2番「ロンドン」を取り上げることになりました。全国のヴォーン=ウィリアムズファンの皆様、演奏会には是非。

「ロンドン」って、元のスコアは紛失したらしく、記憶で復元したようですね。こんなにつかみ所のない曲をよくも記憶で復元できたものです。すばらしい?!

私とヴォーン=ウィリアムズの関係はまあこんな感じですが、所属オケでやるからには一応曲は知っておこうと思い、音源を手に入れました。近所の図書館からの借りものです。しかしこの図書館、大してCDを置いてないくせに、なぜかヴォーン=ウィリアムズは結構揃えています。不思議です。トゥーランガリーラも何種類かあるし。相当・・・な方が担当してるんでしょう、多分。

所属オケの演奏会のメイン曲はロンドンですが、私は前プロ、中プロのみ参加で、メインは降りばんです。なのでスコアは持ってませんし、パート譜も見てませんでした。そんななか、昨日の初回の練習ではロンドンの2ndを代奏するはめに。

合奏直前に譜面をはじめて見ました。ページ数が多いのなんの。いくら1stと2ndが両方書いてあるパート譜だとは言っても、35ページもあります。しかもスカスカだし。
一番大きな問題は、写譜屋が達筆なこと。音符がラだかソだか判らないほど大きく書いてあるし、四分休符と2/3拍子の記号が全く同じに見えます。

まあ譜読みだから何とかついて行けるだろうと思った自分が甘かった。トレーナーの方が相当なロンドンフリークのようです。練習が進むにしたがって、ロンドンを振ることができる喜びに満ち溢れて行きます。すごいハイテンション。そんなに嬉しそうに振られるとつられちゃいますよ。完敗です。
譜読みだと思ってたのに、相当突っ込んだ練習でした。曲の構造も分かったような気持ちにさせられました。次回までには忘れてしまいそうですけど。

初めてのトレーナーの方でしたが、いろいろと名言を残されました。

・パンツ(練習記号Pを"パンツ"と言うのは初めて聞いた.プーランクプロコフィエフだろう?普通)
・過疎の村のお祭り(確かに曲が和風だけどね)
・ホルンはもっとちゃんとディミニュエンドして(やはりバレてたか…って名言ぢゃないけど)


来週も同じトレーナーの方の練習のようです。来週は負けないぞ!!