のだめを読んで改めて思う
- 作者: 二ノ宮知子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/13
- メディア: コミック
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演奏会前にのだめが発売にならなくて良かった件について
9/13に「のだめカンタービレ」の13巻が発売されました。いつもは発売後しばらくしてから入荷する会社近くの書店でも、発売日当日にレジ前に山積みになってました。こんなオフィス街の本屋でこれなんだから、相当売れているんだなあと改めて思いました。
13巻で最も気になったところは、後半の方でスペイン奇想曲が出てくるところ。いやあ何だかなあ。ホルンのところに「プホー」とか書いてあるし。9/11の演奏会前に発売になっていたら、間違いなく発売当日に読んでしまい、同じように本番で「プホー」とかやっていたことでしょう。あぶないあぶない。
どの原石になるかを決めるのは自分(若干ネタばれあり)
それにしても千秋君大変ですね。信じて任せても、個々人に実力があれば良いですが、もともと無い実力は引き出せないしね。だいたいトラだらけだし。逃げ出した人が戻ってくるといいですけど。14巻ではどうなることやら。
実力のあるなしという意味では、うちの会社に重なる点もあります。おそらく現状のままだと、近い将来だめだろうなと。日本語に「無い袖は振れない」という素晴らしい言葉がありますがホントその通りで、「無い実力は出せない」んですよね。うちの業界は、どうしても個人事業主の集まりみたいな仕事のスタイルにならざるを得ないので、実力がない人がいるとボトルネックになって、悪影響がどんどん広がるんですよね。できる人はどんどん泥舟から逃げ出しますよ多分。それを避けるには、ボトルネック部分の人を中心に、個々人が自分を磨いて行くしかない。
その辺の石ころは、どんなに磨いてもダイヤモンドにはなりません。トルコ石の原石だってそう。まず自分がどの原石になるのかを決めるのは、自分の頑張り具合なんだと思います。サファイアくらいにまで高めておけば、外からの好影響を受けることで、化学的組成は同じでも高価なルビーになれるかも知れません。まあ、どんなに社内で叫んでも、バカの壁があるので、せいぜい自分は頑張ることとします。