演奏会2連発

そういえば、オケ関係の話を全然書いていなかった。
4月にマーラーの9番の演奏会がありましたが、あまりいい演奏ができなかったこと、個人的に吹き方を修正したいところがあったことから、4月以降リハビリモードで1stを吹くのをやめておりました。
マウスピースがしっくりくるものがない状態のまま、9月に演奏会が2連発。
1つめは、東京楽友協会交響楽団定期演奏会で、ショスタコービッチ交響曲11番の3rd、チャイコフスキーロメジュリの3rdを吹きました。これがよくなかったなあ。音域違いすぎ。それに加えて、楽器の選定ミスだったねこれは。音量重視で選定したのがよくなかったかと思います。ホルンパートとしては、パート割に工夫の余地があったかも。音色の方向性、音程感、、、パトリとしてやらなきゃいけないことが何も解決できていない感じかなあ。3rdからだと、無力な自分に気づきました。本番中に「音程高いから何とかしろっ!」て叫べないもんね。ロメジュリが現代曲のようだったよ。。。演奏会としては良かったと思うんです。ショスタコのトランペットもよかったし。個人的には反省点多し。パートとしては、音量を出しに行きすぎで、破綻寸前だったかも。もうちょっと、アンサンブルができるように、集中力や抑止力といった観点を身に付けたほうがいいかもしれません>各位。
3rdから音程感を示したい→他に方法がないので音量で示す→勘違いしてみんなで大音量に→場末のストリップのような舞台上のみの盛り上がり・・・orz
2つめは、水星交響楽団の演奏会で、ホルストの惑星の1アシと、ハリーポッター組曲の3rdを担当しました。水響は、乗るのは十数年ぶり。いろいろあって退団したのですが、今回なぜかトラのお呼びがかかり、マラ7攻略日記を担当して以来の登場となったわけです。久しぶりにこのオケに呼ばれて、最初はびっくりしました。結構できていないところが多いうえに、縮こまった演奏になってしまっている。音が高いところでは、音程をずり上げて取りに行くクセが金管要所で見られ、正直どうなるのかと。ところが、回を重ねるごとに、収束していくんだなこれが。本番は楽友よりよかったかも。海王星の合唱がよかったのも大きいね。あんなきれいなフェードアウトは、CDでも聴いたことありません。本番直前のパート練習では、トラのくせに小姑みたいに相当うるさいことを言わせていただきましたが、少しでも今後の参考にしていただければと。また、1アシで吹いていたときに、他のメンバーが周りをよく聴いていることが分かりました。本番中でも、かなり喰らい付いてくるので、非常によかったかと思います。

さて、次回の楽友の演奏会では、前中ですが1stを2曲やることにし(リゲティルーマニア協奏曲と、コダーイのハーリヤーノシュ組曲)、適度な統制をもったパート作りを目指したいと思います。リゲティは、ホルンのFナチュラル状態のソロがあるので、ナチュラル管がついた楽器を久しぶりに使おうかと。多分こちらの楽器を使うのも十数年ぶり。ダフクロ以来だなあ。