思案中

ナチュラル管付き使うかもという話で、9/24のリゲティ譜読みで使ってみたものの、妙な違和感が。森下のAVホールという天井が低いホールのせいかもしれませんが、音色がパリパリしていて、浮いているような気がします。悪くないんだけど、もっといろいろ表現したいのに、楽器がラクすぎて単調な音しか出せてないように思います。
ちなみに、これがナチュラルF管付きのBbシングル(一応メルヒオールです)。

※ちょっと足が写ってますが。

昨日(10/1)は、リゲティの2回目の練習でしたが、今度はセミダブルを使ってみました。前回使ったのは何年か前だったので、2〜3時間かけて大掃除をしました。かなり大胆に錆をとったので、練習中も金属臭がひどい。
しかしながら、Bbシングルとは反応が全く違います。こんなに吹きやすかったかなあ。ダークな音も健在で、楽器のポテンシャルの深さが違うというか。上の音はキツイし、上のC,Hあたりは油断するとぶら下がるし、音程補正が死ぬほど大変なので、体力の落ちてきた今日この頃は使用を控えていましたが、「放っておいてすまなかった」と思わず言ってしまいそうなパフォーマンスでした。音量を絞るときのレスポンスなどは半端なく統制可能だし。隣の人は吹きづらいかも。あと、F管ソロは、やはりナチュラル管付きの楽器でやった時の方が「らしい」音が出てる気がします。
ちなみに、セミダブル(こちらもメルヒオール)はこちら。

ということで、リゲティのFナチュラルソロを吹くために、当初ナチュラルF管付きBbシングルで演奏会に臨もうと思っていたのですが、ちょっと気が変わりました。ソロを取るか、全体的な音色・パフォーマンスを取るか。どうしたものかなあ。