交響曲第6番
ニッチは話がまだ続きます。
Lincolnshire Posy / Armenian Dances
- アーティスト: Grainger,Persichetti,Fennell,Eastman Wind
- 出版社/メーカー: Philips
- 発売日: 1991/08/09
- メディア: CD
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来ました。先日注文したパーシケッティの交響曲第6番。
これを聞いて、高校時代にテープが擦り切れるほど聞いたパーシケッティの仮面舞踏会はイーストマンの演奏であることを確信しました。おんなじ音がします。
このCDのシリーズ、とても1950年代の録音とは思えません。MERCURYレーベルはすごいと噂には聞いていましたが、ホントですね。
しかしこの曲、まさにどこを切ってもパーシケッティ。仮面舞踏会そっくりです。最後の終わり方は、仮面舞踏会の最後の方にある全員のトリルと同じ和音だし。仮面舞踏会をはじめに聴いた人には、交響曲第6番は「ここで終わりか」という尻切れ感がある一方、交響曲をはじめに聴いた人には、仮面舞踏会は「まだあるの?」という蛇足感があると思います。
良くも悪くもパーシケッティ。私は好きですけどね。
ただ、もっとビックリしたのが、カップリングのハチャトリアン"American Danses"の「これぞハチャトリアン!」感。圧倒的なハチャトリアンらしさ、一本芯が通っています。2曲目などは、旋律はガイーヌの子守歌のまんまですし。まあ、ガイーヌの子守歌自体がくるみ割り人形のアラビアの踊りみたいなもんですが。
こう考えると、他人の曲でもそっくりなのは多いですよね。挙げだしたらキリがないのでやめときますが。
話それました。パーシケッティの話題は、通常のアマオケの話を挟んで数日後に続きます(多分)。