冷静に

4/15(土)はオケの練習でした。
マーラーの6番の本番一週間前ですが、この日は本振りが休み。代わりに来た方は、以前の練習でも細かい指摘をして場を引き締めていただいたT氏。この日の練習も同様に良かったと思います。練習はこの日を入れて2回のみとなっており、あとはテンションを上げるだけという方向に行かずに、最後まで細かな点も手抜きなく詰めていくという姿勢は素晴らしいと思います。
私はというと、ラヴェルの古風なメヌエットは比較的冷静に対処したためか、これまで合わなかったTrbの3rdとの音程も、この日は問題なしでした(って奏者が違ったから?)。
一方、マーラーの6番ですが、既に合奏をはじめた時点で何だか感極まってしまって、妙にテンションが上がり、一人でおかしなことになってしまったように思えます。2ndの役割ってアジテーターではないはずなのに、引っ掻き回していたような気がします。さらに周りの音もあまり聴こえてなかった。精神状態としては、のだめカンタービレで千秋がラフマニノフのPfコンチェルト2番の終楽章をやっているときに似ていました。「来週でマラ6も終わっちゃうんだなあ」という感じ。
実は、マラ6をやるのは今回で2回目です。
前回は1stを吹いたのですが、4楽章がバテバテになりちょっとつらかったのと、演奏会前後にいろいろと家庭で問題が起きたため精神的にも集中できず、あまり面白くない本番でした。
今回は2ndですが、いただいたパートもそれなりに面白く(ありがたいことです)、練習も当初はどうなるのだろうと思いましたが、ここに来て非常に充実してきた気がします。結構気分が乗っているときに本番が来るのって、ワクワクするだけではなく、同時に寂しさも込み上げて来るんですね。年のせいかな。
ただ、この精神状態のまま本番に突入するのは問題あり。あくまでも冷静に本番に臨んで、2ndの役目をまっとうできればと。