練習はウチで。

11/4(土)は、オケの合奏がありました。まあ合奏なワケなので、指が回らないとか、技術的にできない部分は仕方ないにしても、すでに合奏も数回目ということで、曲のはじめの方の譜読みくらいは終わらせておいてほしいなあと。

そういえば、以前いたとあるオケでも、演奏会に向けた初回合奏からしばらくの間は個人練習してこない人がいるので、大きな問題になっていたようです。練習しないパートを非難する意見が飛び交っていたり(まあ当然ですけどね)。
結局そのオケでは、演奏会直後から一定のオフ期間を設け、その間に各自が個人練をして、その上で合奏が開始されるようになったようです。でも、練習しない人はどうせ練習しませんので、こういう解決方法はまずいですよね。さらに言うと、練習したい人まで合奏機会がなくなるわけですので、コンスタントに合奏があるオケを探し、そちらに人が流れて行くことになると思われます。こうなったら崩壊でしょうね。

ただ、個人練習をしないというのが果たしてどの程度のレベルを指すのかというのは難しい問題。しかしながら、それぞれのオケのレベルに合わせて「せめて今回の合奏時にここまではできておいて欲しい」という暗黙の了解のレベルが存在すると思います。今のオケなどはオーディションもしてるわけですし、このレベルは結構高くなければおかしいはず。細かい技術的なことを言えばキリがないかも知れません。そりゃ難しいところも多いでしょう。でも、一番初めの旋律のリズムくらいはね。見てきておいてもいいのではないかと。
合奏中、他パートがトレーナーから指摘を受けているときに、一心不乱に自分のパートをさらっているのも問題かなあ。気持ちは分かるが。他パートへの指摘とかは絶対に聞いておくべきですし(自分のパートに関係することや音楽全体の流れに関することも多いしね)、本人はシャドウでさらっているつもりでも、周りはトレーナーの指摘が聞き取れないくらいの状況になっていることもありますので。
高校のとき、田舎の市民オケでバイオリン弾いてましたが、そのときの指揮者は、合奏中に音を出したり、別のところをサラっていようものら、容赦なく「練習はウチ!」と激怒していたもんです。それが普通だと思うような環境でしたね。
私がコンマスの代打をやっていたような市民オケですので、大したレベルのオケではないのですが、それでもやはり合奏は合わせを行う場なので、個人レベルの課題は、だれがやっても難しいものを除いて解決しておかないとね。
微妙にドラマ化されている「のだめ」の例で言えば、ニナ・ルッツのときの峰状態というか。
ここまで書いて読み返すと、結構大口たたいてますね。じゃあお前のスペ奇はどうだったんだと言われるとちょっと。。。